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注射による治療

わきの下に製剤を注入することで、エクリン汗腺の活動を抑制して、汗の分泌を抑える治療方法です。
当院では2種類の製剤を取り扱っており、患者様のご希望に合わせてご提案させて頂いております。
治療時間は5分程度で、腫れもほとんどなく、日常生活に制限はありません。
福岡博多駅前通中央クリニックのスタッフも治療経験者ですので、分からない事がありましたらお気軽にご相談ください。
※効果の持続期間は個人差があります。

注射による治療のメリット

• 注射だけの治療なので気軽
• 治療時間がわずか５分程度
• 切らない治療なので、日常生活に制限がない
• 日帰りでできる治療なので、仕事や学校を休まなくて良い

注射による治療のデメリット

• 効果の持続期間は約3〜４ヶ月
• 定期的な治療が必要

よくある質問

ボトックス注射をしたら、汗はどれくらい減ってどれくらいの期間効果がありますか？

汗量は個人差がありますので、「どれくらい減る」という表現が難しいのですがボトックス治療は過剰な汗量を抑える治療法です。
ワキから垂れるくらいの汗量をかく方やＴシャツに大きな汗じみができる方であればボトックス治療をおすすめします。

ワキの下に細かく注入し、ワキ下全体に薬剤を注入していきますが ボトックス注射の効果は治療後5～7日ほどで効果を感じて、3～6ヶ月ほど効果が持続します。汗をかきやすい時期に治療をする事で毎日の生活を快適に過ごすことができます。
治療時間も約10分と短時間で終了しますのでボトックス治療は男女共におすすめの治療です。

ボトックスの種類はどのようなものがありますか？

当院で使用している薬剤は日本で唯一厚生労働省が承認した「ボトックスビスタ」と韓国食品医薬品安全庁（KFDA）に認可された「ニューロノックス」の2種類を取り扱いしております。

ボトックスビスタはボツリヌス菌から生成される「A型ボツリヌス毒素」を主成分とした製剤で、ニューロノックスは韓国のメディトックス社が販売するボツリヌス・トキシン製剤でボトックスのジェネリック（後発薬品）とも呼ばれています。
クリニックによって取り扱いしている薬剤は異なりますが、最近はイノトックス・ボツラックス・ゼオミンなど様々な種類のボツリヌストキシンの製剤が出回っています。

注射が苦手なのですがワキの汗止め注射は痛いのでしょうか？

針を使った治療になりますので全く痛くないとは言えないのですが、当院では患部を冷やしながら細い針を使用しゆっくりと丁寧に治療していきます。

痛みが苦手な方にはクリーム麻酔を併用する事で痛みを抑える事も出来ます。
担当する医師が患者様のペースに合わせて声かけしながら治療していきますので、安心して治療を受ける事が出来ます。
中学生や高校生といった若い方も治療されていますのでまずはお気軽にご相談ください。

ボトックス注射はしわを改善する治療ではなく汗にも効果がある治療なのですか？

ボトックス注射は一般的にシワの改善治療と思っている方も多いのですが様々な治療に使用されています。
顔面神経麻痺の治療で使われる事もありますし、美容目的であれば眉間や額、目尻など表情筋の治療にも使用されています。

また小顔治療として咬筋（エラ）の働きを抑制したり、ふくらはぎ（腓腹筋・ヒラメ筋）にも使用されます。
筋肉の働きを抑えるものと思われている方も多いのですが、アセチルコリンという神経伝達物質の働きを阻害し神経の働きをブロックする治療でもあります。
汗腺は汗を作って分泌する役割を持っているため、この働きがブロックされると汗が分泌されなくなります。
その為、脇や手平、足裏などの汗の分泌を止めるという治療を行う事ができます。

脇ボトックス注射を受けられない人はいますか？

当院では治療前に問診を行い、医師が治療可能か判断させて頂いております。
女性の場合は、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方、授乳期間中の方は治療を控えさせえて頂いてます。

また幼児や低学年のお子さん、神経筋接合部の障害のある方や過去にボトックス治療後にアレルギー等の症状が出た方の治療は行っておりません。
気になる事がありましたら必ず医師にお伝えください。

ボトックス治療を受けたあと、日常生活の制限はありますか。

特に大きな制限はありませんが、治療当日の入浴（シャワー可）やアルコールは控えるようにご案内させて頂いております。
治療後数日はワキの下に違和感や多少の痛みを感じる場合もありますが一時的なものですので心配いりません。