大人の身だしなみとして当たり前になりつつある脱毛ですが、 近年お子さまがいらっしゃる方から、小中学生のムダ毛相談を承ることが増えております。

• 小学生だけど手足の毛が濃くて体操服を嫌がる
• お友達からムダ毛の濃さをからかわれて傷ついた
• 眉毛がつながっていて自己処理をしたがる
• 小学生で脱毛は早いかしら

このような相談は、子を持つ親として他人事ではいられません。私も小さな娘がおりますが、我々父母の体質が見事に遺伝し、 手足の毛や毛髪、顔の毛（眉間や鼻下）いずれも見事に毛が生えており、数年後に本人から相談されたり悩んでいる姿を見るのかな…など思うことがあります。

医療レーザー脱毛が広く浸透し、子をもつ親世代は男女ともに脱毛経験者であることも少なくはないですが、成長過程の子どもの身体へ脱毛レーザーを照射するにあたり、その特性や理解しておくべき内容をまとめてみました。

①毛剃り

子供は10歳前後、女児であればの生理が始まるくらいの時期から第二次性徴があらわれ、陰毛やワキ毛が生えホルモンの影 響で徐々に毛が濃くなっていきます。

小学生のうちからカミソリを使用しムダ毛ケアを始めるお子さまも少なくはないと思います。毛剃りにより切り傷ができたり、力を入れて剃ろうとすると剃刀負けを起こしたりの肌トラブルがおこります。傷や剃刀負けによる炎症は色素沈着の原因となり、お子様の肌へ痕を残してしまうこともあります。カミソリ使用自体が悪い訳ではなく、医療レーザー脱毛の事前準備でも前日剃毛が必要です。そのためカミソリ使用による毛剃りの際に傷を作るトラブルを起こさないよう、皮膚トラブルが予防できるよう、親御さまはお子さまと一緒に剃り方の練習をおこなうのもよいでしょう。

②効果

『医療レーザー脱毛は永久脱毛』
こちらは大人のレーザー脱毛時にはあてはまりますが、子ども、特に中学生以下のお子さまは身体の成長が未熟で毛周期も不安定であることから、医療レーザー脱毛を完了しても成人するまでの間に毛がまた生えてくることがあります。お子さまの医療レーザー脱毛に関しては『いま生えている毛を効率よく減らし、いまのお悩みを解消する治療』としてご認識いただく必要があります。
鼻下や眉間、わきなど比較的小さな部位のムダ毛もレーザー脱毛を行うことで、自己処理による埋没毛ができにくくなりま す。そして頻回な剃毛により毛の断面で毛自体が太く見えるような後悔を減らすお手伝いにもなりますのでお子さま脱毛では 鼻下や眉間、わきの脱毛などで初回トライアルを設けております。

③エステ脱毛のトラブル

自宅以外でムダ毛処理をする際に、医療レーザー脱毛とエステ脱毛での比較をされる方もいらっしゃるかと思います。 近年エステサロンの無資格者による脱毛トラブルが急増しています。
大切なお子さまへの脱毛であれば、医師の管理下のもとクリニックで行う医療脱毛を強くお勧めします。

④脱毛機器

福岡博多駅前通中央クリニックでは、お子さまへの脱毛時は2種類の脱毛レーザー機から使用機器をお選びいただいており ます。

エリートプラス（サイノシュアー社）

メディオスターNext PRO

カウンセリング時にはレーザーの種類による治療効果や痛みの感じ方などを、お子さまにわかりやすく親御さまにも安心して いただけるような説明を心がけております。

お子さまの脱毛をご検討されている方へ

カウンセリングへお越しになる前やお電話でのお問い合わせ前にお子さまと脱毛のお話をたくさんしていただければと思っております。
カウンセリング当日は緊張されて、心配なことや不安なことを直接質問できないお子さまが殆どです。お母さま・お父さま、親権者さまから代わりにご質問していただけますとお子さまも安心して脱毛治療に臨まれ、前向きにご通院いただけることかと思います。

ブログに記載されなかった脱毛についてのご質問なども、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。